恐るべき子どもたち

2021年12月02日 16:07

明日はお店屋さんごっこの日です。
これまでのお店屋さんごっことはちょっと違います。

お手紙でもお知らせ致しましたように、今年度、当園は
「大分県保育の現場働き方改革実践支援事業」のモデル園として取り組む中で
これまでの保育・教育の見直しを行っております。
子どもの主体性を引き出すためにはどうするか。
自分で考え、判断し、責任をもって行動する力を身に着けられるように、保育者が
どう援助すればよいか。
それらを今一度考えながら職員一同取り組んでいます。

すると子どもたちにも変化が現れました。
これまでどの活動にもあまり積極的に参加しなかった子が、集中して製作する姿が見られたり
「ああしたら?」「じゃあこうしよう!」と活発に意見を交わすようになりました。
写真はお店屋さんごっこの準備の様子です。
これも子どもたちがみずから動いてるんですよ。



遊戯室にはきりん組の「ゲームセンター」が設置されました。
子どもたち手作りのマリオカートのコース、ワニワニパニック、太鼓の達人、ボールプール、くじ引き!
その遊び方をぞう組さんたちに説明しています。
太鼓の達人はAIスピーカーで好きな曲を流して遊ぶそうです。
本物よりも楽しめそう!





うさぎ組さんは、りす組さんとひよこ組さんと連携して「にわさき市場」を開きます。
本物の野菜の段ボールケースに綺麗に並べて、出荷準備万端です。






ぞう組さんはカフェと雑貨屋さん。
みんなで作った雑貨の出来栄えの見事なこと!
指輪、ブレスレット、ネックレス、キーホルダー、肩掛けポーチ…目移りしてしまいそう。
実はぞう組さん、職員にも財布とポイントカードを作ってくれました。
明日は私もこれを持ってお買い物しに行きたいと思います。
さすがのぞう組さん、開店準備も積極的に動いてどんどん出来上がっていきます。
するとHくんが声をあげました。
「そういえば12月からひよこ組さんに新しい子が入ったから、その子にもお財布作ってあげなきゃ!」
その後ちゃんとHくんが作ってくれました!
下のクラスの子の存在を把握して、お財布がないことに気付き、さらに仲間外れになってはかわいそうだからと
思いやりながら自ら手を動かす…子どもの成長って本当に凄いなあとただただ驚くばかりです。
明日の本番が楽しみです!


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